発達障害に気づかない母親たち
発達障害に気づかない母親たち
星野仁彦
を読んだ。
自己愛的同一視とは、
他者を通じて自己愛を満たそうとする行為。
アダルトチルドレンとは、パーソナリティに軽度の偏り、未熟性があると考えられている。そして、大人になっても思春期の頃のような不安定さを抱えたままになることが多い。
1.自己評価がとても低い。劣等感や自己嫌悪が強く自分を好きになれない。
2.親の前ではいい子を演じてしまう。イヤだという感情を表現するのが苦手。
3.特定の恋人や友人との関係が長続きしにくい傾向がある。
つまり、ひととの信頼関係を確立しにくい。人間関係で必要以上に緊張する対人恐怖がある。
見捨てられ不安も強い。
そのため、思春期・青年期になって学校や大学、職場などで孤立しやすくなる。
また幼少期に親から受けた経験を自分の子供にも行ってしまうことも少なくない。
反応性愛着障害は無関心、無反応になり、小学生になると多動的になる子も多い。対人関係が苦手でADHDや自閉症とよく似た症状を示す。
チャウシェスクの子供たち
ルーマニア政府のチャウシェスク元大統領は子供を多く産んだものに奨学金を出して人口を増やす政策を実行。1989年に起きた共産主義独裁政権の崩壊によって奨学金を支給できなくな貧しさから育児放棄する親が続出。
この子供たちに対して研究を行ったところ、13%が広汎性発達障害であると診断された。
彼らの脳は大脳辺縁系(海馬と扁桃体)が萎縮してしたらしい。里親に出される前に悪い環境の期間が長い子ほど脳にも影響があった。
発達障害がある人が機能不全家族で育つと殆どが不登校や引きこもり、摂食障害などの2時障害を引き起こしているらしい。
すると、逆に考えれば摂食障害や引きこもりになった私は発達障害かアダルトチルドレン、もしくは両方である可能性が高いと考えられる。
こうやって育った大人が鬱や依存症を発症するケースも多々あるらしい。まるで私やん。ここまで大体私の人生と一緒や。
発達障害の人は何があっても自分が正しいと思い込むところもあるみたい。気をつけなきゃ。
今日はここまで。