〈日々録〉ひびろく

日々の記録。発達障害やうつ、カウンセリングの記録。気分変調性障害、人との関わりが持てず引きこもり気味です。包み隠さず話します。

自分を客観視するのが苦手

今日分かったこと。

私はきちんと診断されたわけではないけど、軽度の自閉症スペクトラムの傾向があるように思う。

そのおかげで中3ごろから人間関係で躓き、成績も落ち、抑うつ傾向が出ていたように思う。

私の家庭は教育に関して厳しかったと思う。スカートはだめ、パンプスやサンダルを履いて遊びにいくこともあまり良く思われなかった。

周りは勉強出来るこばかりで劣等感がつのり、学校がほんとに嫌だったし友達ともあまりいい関係が築けていなかったと思う。

そもそも、人と一緒に過ごすことが苦痛に感じるのかもしれない。

そんな中夢中になれたのは体を動かす体育と、特に美術の授業はもくもくと自分の世界を表現できたから楽しかったなぁ。ずっとこの時間だったらいいのにって思ってた。

ここら辺での抑うつ症状は今現在でも続いていて、おそらく約7年くらい鬱々し続けていると思う。

結果一浪して入った大学も辞めた。

大学に入ったのに精神状態が限界を迎えていたんだと思う。

大学でも全くダメだった。人間関係、全くダメ。授業、興味ない。

そして、何か自分が周りと違って成長が遅れているような感じがした。  

この違和感は、後に両親や姉にも相談するんだけど、全く理解は得られなかった。

私が言葉足らずで、感覚で話すから理解しがた買ったのだろうけど、当時は自分の違和感の正体がわからずに精神科にも一人で行ったりした。

けどここでも、思春期だからね、で終わった。薬は貰っていたけど、一人暮らしで寂しい、友達もできない、自分はなぜ周りと違うのか、勉強なんて興味を持てない、といういろんな困難が重なり、とうとう引きこもった。

授業に行かなきゃ、でも、身体が重くて起きられない。

そのころ周りがバイトやらサークルやらで忙しい毎日を送ってたから

私もやたらバイトを入れた。

22時までバイトした後に23時からの夜勤に入ったりした。

訳がわからないまま焦りから行動してたから、精神状態はひどくなり、結局バイトもばっくれたりした。

 

このことを考えると、状態が発達障害を持った子供が思春期から周りとうまく行かなくなり劣等感を高め、抑うつ症状という二次障害を発症。自分の状態を理解できないまま鬱がひどくなり引きこもりに至った、と説明できるような気がする。

発達障害の子供は自分を客観視するのが苦手らしい。だからこそ私は自分の状態が自分で分からずに不安と恐怖に襲われ、引きこもるに至ったんだと思う。

 

大学を中退した後は、少し自宅療養したあとにまたアルバイトをはじめ、職業訓練校に行き就職をした。しかし、1年経とうとしていたときにうつ症状は酷くなり仕事を辞めた。

 

これもまた発達障害者が就職でつまづく状態と一緒ではないかと思う。

本で読んだけど、発達障害を持っていても学生時代までは周りの友達や先生に恵まれて自分の障害に気づくことなく過ごせだが、就職して社会にでると社会でのルールが分からず孤立してしまい、うまく行かずに仕事が続かないことがあるらしい。

私は学生時代から自分がうまく行かなかいのは自覚していたが、家庭のプレッシャーもあり、早く就職をせねばと思い無理くり就職した。

が、しかしダメだった。

これも、自分がどれくらいなら出来るのか、何が出来ないのかなどを客観的に分析できてなかったからだと思う。

自分のことを知るということが、自分はこんなに出来ていなかったのかと恥ずかしくなった。

そして最近になって、

自分が過食嘔吐をしてしまう理由も分かってきた。

私はとにかく不安なんだ。不安から食べてしまっているんだ。

自分が何者で、何ができて、何ができないか、どこに向かおうとしているのか、分かっていそうでグラグラする、

青年期の発達課題にアイデンティティの確立があるけど、これは自分を客観視することで分かってくるらしい。

しかし、発達障害の人は客観視するのが苦手であるので、アイデンティティの確立が難しいらしい。 

わたしはまだ、自分がどういう気持ちでいるのかがきちんと理解できていないのだろうと思う。最近になってやっと

そうか、私は不安でいっぱいだったのか、と気づいたから。

そして、自分の今までの原因と困難さをやっと少し理解できるようになってきた。

自分の状態が分かってくると、少し安心する。今までパニック状態のままもがいた自分がすこし成長してきている。