〈日々録〉ひびろく

日々の記録。発達障害やうつ、カウンセリングの記録。気分変調性障害、人との関わりが持てず引きこもり気味です。包み隠さず話します。

自分を知ること

女だからって

私はかっこいい服が好きなんだから

私は私なの!

って昔は思っていて、

アイドルのような服や

ギャル系の服など

女らしい服を避けていた。

自分で似合わないって思ってたからなのかもしれないけど

とにかく女の子が

女の子女の子してるのが嫌だった。

女の子なのに。

学校では

化粧をしたり髪を染めたり

スカート曲げたり

香水つけたり

首元をおおきくあけたり

制服を可愛く着ている女子が

苦手だった。

でも今思えば

私もしたかった。

彼女たちからは女の子の雰囲気を

ふわっと身にまとって

女性という性別をしっかりこちらに意識させていた。

女の私でも意識させられて、

私は気が引けた。

自分の女性性をうまく受け入れられなかったのか、

わからないけれど。

当時は彼女たちに

羨ましい思いと

軽蔑の思いが

入り混じったはっきりしない感情を処理できなくて

私は押し込めていたんだと思う。

認めたくなかったのかもしれない。

自分におしゃれしたい、とか、可愛くしたい、とか、他の子よりも可愛くいたい、とかの感情を。

私は私だし、なぜ女の子らしくしなきゃいけないの?周りが同じようなロングヘアで前髪を斜めに分けた髪型になっていく中、私はずっとショートカットを選んだ。

そうやって不器用な自己主張をしていた。ほんとは人一倍周りから認められたかった。周りとはちがうことをして、私のことを見て欲しかった。

こんな私のことも可愛いっていって欲しかった。

周りとちがう、これが私だよ、すごいでしょ。女の子なのに髪の毛はショートだし、持ち物も人とはちがうものを持ってるし。

私は周りとは違うんだ、性別なんて気にしないし、って強がっていたのかな