〈日々録〉ひびろく

日々の記録。発達障害やうつ、カウンセリングの記録。気分変調性障害、人との関わりが持てず引きこもり気味です。包み隠さず話します。

人が怖い=親が怖い

わたしは対人恐怖が強くて神経質だし

ネガティブ思考、プライドが高い性格なんだけど、

うつになったり

過食嘔吐がやめられなかったり

ひきこもりになったり

職場で嫌われたり理不尽なことされたり

いろいろなことがあった。

そしてとにかく人が怖い、

生きていることが怖い、

死にたい

と強く思いながらここまで生き延びた。

 

とにかく恐怖が消えなくて、

寝るときも変な夢を見て寝た感じもしないし、

つねにハラハラドキドキ

身体は緊張してピリピリするし

ネガティブな思考が頭の中を渦巻いて

ドンと底まで落ちていくともう止められなくなる。

 

安らぎ、楽観的、楽しみ、前向き、

などとは無縁の期間が5.6年続いている。

 

もちろん週5で働くなんて難しいから

いまはアルバイトで生活。

 

そんな中で今日、一つの変化があった。

私が、明日はバイトが夜まで残らなきゃいけなくなったから、帰りは22時過ぎるよと母に言った時、

母は

大丈夫??急に長く働いて疲れて落ち込んだりしないようにね、と言った。

あんたが自分で決めたならいいけど、

きをつけなさいよ、と。

 

私は常に親が怖い、という気持ちを持って生きてきた。

家から出て自由になりたい、でも

精神的にきつくて一人ぐらしが出来るくらいのお金も稼げない。

だけど家に居ても親が怖くて気が休まらない。

早く頑張らないと怒られる、早く、早く、早く、と、焦ってばかり居た。

家でも自分の後ろめたさから親とはろくに口も聞かず、怖くて拒絶してばかりだった。

とにかく親が怖い。いま働けなくて実家で暮らしている自分を情けなく思ってるだろう、だけど、無理なんだ、きつくて死にたくて働けない、生きる希望もないい、でも早く自立しなければ叱られる、

こういう恐怖から、私は親を威嚇して

時には反抗期のような状態になって口調がきつくなったりした。

 

でも、今日の母の、

週5で働いているわけでもない私が、バイトで勤務時間が伸びることを伝えただけで

大丈夫??

と心配してきたことに驚きを隠せなかった。 

教育熱心な家庭で育ってきた故に、

中高大で受験したし、予備校も行かせられたし、自分にかけられた期待が、とてもプレッシャーになっていたのは間違い無くて、 

だからこそ、就職をする歳になってもバイトで生活している自分が、親から受け入れられるはずがない、許されるはずがないとずっと思っていた。

週5で働くなんてみんなやっている、私ができないのはおかしい。と

私に失望しているんだろうな、早く働いてくんないかな、とお荷物のように思われていると思っていた。

でも、

バイトを少し長めに入るといっただけでも心配してくれたことで、

なんだか驚いたのと、ふっと力が抜けたような気がした。

あ、なんだ、普通に心配してくれているのか、もう威嚇しなくても、自分のペースで頑張ることを許されているのかな、と

思えて涙が出た。

ずっと怖くて怖くて否定されるんじゃないかと怯えていたが

親に対してそんなに構えなくてもいいのかな?と思えた。

すると、不思議と

他の人とも恐怖心を感じずに関われるような気がした。

いままではみんなが私のことを責めていると感じて、とても怖くて普通に楽しく関わることなんてできなかったし、

それが原因で職場の人間関係でつまづいて退職することもあった。

ああ、なるほど。

人が怖い=親が怖い

になるのか、と少し分かった

今日だった。

 

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